2021年11月9日から11日にかけて、アジアのゲーミング業界のマーケットプレイスである「Global Gaming Expo(以下、G2E)Asia」がザ・ベネチアン・マカオ主催で開催されます。今年度につきましては、新型コロナウイルスの影響により、商取引や渡航の制限がいまだ続いていたため、出展者や参加者が準備を行うための時間確保が考慮された結果、例年よりも後ろ倒しの11月開催となったそうです。現在、コロナ渦で受けた深刻な影響からゲーミング業界全体が立ち直っていく中、G2E Asiaでゲーミングコミュニティが再び一堂に会するというのは、非常に楽しみですよね。

G2E Asiaは、アジアにおけるゲームおよびエンタテインメント産業の中心として広く認知されています。アジアのゲーム・エンタテインメント業界にとって欠かせない市場であり、ここに来れば、業界関係者がネットワークを広げることも、新たに人脈を作り、新しい商品やソリューションを手にし、業界動向をより深く理解することも可能なのです。

ちなみに、同イベントを主催するのは、米国ゲーミング協会とリードエグジビションです。国際的なゲーム・エンターテインメントイベントとしては業界最大となっており、世界各国からゲーマーやパフォーマーが一堂に会します。出展者や専門家は、世界中の様々な企業や業界の見込み客に対し、自分のスキルや商品、サービスを紹介します。趣味でゲームをしている方もプロゲーマーの方も、このイベントに参加して製品やサービスについて知り、フォローするといいでしょう◎。

Global Gaming ExpoのイベントのひとつであるG2E Asiaは、2007年6月に初めて開催された後すぐに、ゲーム・エンタテインメント分野におけるアジアのトップイベントとしての地位を確立しました。ちなみに、ご存知でない方にご説明すると、もともとG2Eは、米ネバダ州ラスベガスで毎年開催される、世界最大のゲーミング・エンタテインメントのトレードショーです。

スマートIRとイノベーション 

G2E Asia 2021の新セクター「スマートIR」では、統合型リゾート向けのAIやビジネスインテリジェンスをはじめ、ホスピタリティ産業向けのロボット、スマートビルディングや環境ソリューション、スマートテクノロジーなど、さまざまなベンダーをご紹介します。統合型リゾート、販売会社、政府機関から100名以上の未来の技術者が参加することが予想されます。参加者同士交流し、刺激を受けながら、カスタマー・パフォーマンスを向上させ、業界の効率性を高めるための画期的な技術やソリューションをいかに応用にするかについて、議論することとなるでしょう。

グリーン&サステナビリティゾーン

G2E Asiaの「グリーン&サステナビリティゾーン」では、アジアのゲーム業界にサステナブルな未来予想図を提示するため、現代の環境問題に対する最先端ソリューションと、サステナブルな画期的技術をシームレスに展示する予定とされています。